【実例】1製品の中に複数のBluetoothモジュールが組み込まれている場合、Bluetooth認証は一体どうすればいいのか?その答えとは?

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こんにちは、ムセンコネクトCEOの水野です。(プロフィール紹介はこちら

本テーマは動画解説をメインとしておりますが、テキストでの解説もご用意しております。
視聴が難しい方は本ページをスクロールしてご覧ください。

稀なケースではありますが、1製品の中に複数のBluetoothモジュールを組み込んだ製品を開発し、Bluetooth認証を取得するケースもあります。そこで今回は、実際のお問い合わせ事例を基に、1製品の中に複数のBluetoothモジュールが組み込まれた場合のBluetooth認証について解説します。

目次

Bluetooth認証プログラムの基本ルールについて

以前の記事でも解説していますが、Bluetooth認証は『ブランド元が販売前までに認証を取得する』のが基本ルールになります。

市場に流通しているほぼ全てのBluetoothモジュールは設計認証(Design Listing、QDID)を取得しています。注)但し、稀にBluetooth認証を取得していないBluetoothモジュールもあるので注意が必要です。

認証済みの設計を変更せずに使用する完全に新しい設計認証済みの設計を変更するコンポーネント(部品)として認証された設計を使用する
テストを要する
テストが不要

BluetoothモジュールのQDIDがEnd Product認証、かつ、改造等なしで製品に組み込まれる場合、ブランド元はテスト不要で製品登録が可能です。つまり、Declaration IDを購入し、QDIDを参照する形で製品登録を完了することが可能になります。

次のパートでは、実際にお問い合わせのあった事例に基づいて、1製品の中に複数のBluetoothモジュールが組み込まれるケースについて、どのようにBluetooth認証を取得すれば良いのか解説します。

実例をもとに解説

A電子株式会社(仮名)は次世代機として新たなBluetooth機器を開発しており、その製品には、種類の異なる合計3つのEnd Product認証済みBluetoothモジュールが組み込まれる予定でした。搭載予定のBluetoothモジュールは以下のようなイメージです。

Bluetoothモジュール型式名QDIDProduct Type
#1LINBLE-Z1138552End Product
#2LINBLE-Z2138553End Product
#3LINBLE-Z3138554End Product

そのような状況で、Bluetooth認証取得についてお問い合わせをいただきました。ムセンコネクトがA電子社に代わり、Bluetooth SIGに確認をしたところ、SIGからの回答は「製品に複数の異なるEnd Product認証済みQDIDがある場合、1つのQDIDに対して、1つのDeclaration IDが必要である」というものでした。

つまり、本ケースでは異なる3つのEnd Product認証済みQDIDが存在するため、3件の製品登録が必要であるという判断でした。

なお、本ケースではテスト不要(QDIDの参照のみ)で製品登録が可能でしたが、QDIDの種類によってはテストが必要になったり、新たにQDIDを取得しなければならないケースもあり、都度確認が必要です。 

Bluetooth認証取得の判断に迷われたり、ご不明な点等があればムセンコネクトまで是非お問い合わせ下さい。

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