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はじめに知っておきたい、Bluetoothロゴの使い方と注意点

※2020年2月27日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2021年7月21日に再度公開しました。

こんにちは、ムセンコネクトCEOの水野です。(プロフィール紹介はこちら

※本テーマは動画視聴が難しい方向けにテキストでの解説もご用意しております。本ページをスクロールしてご覧ください。

今回は目にすることが多くなった『Bluetooth®』のロゴに関するお話です。

以前、展示会出展の際、私自身が「Bluetoothのロゴを使用するにはどうすればよいのか?」と疑問を持ち、そして調べてみたところ、それが意外と分かり辛いという経験をしました。

そこで今回は「ロゴとワードマークとは?」「フリー素材?」「表示義務は?」「ブランドガイドとは?」「使用方法と注意点」について解説します。

Bluetoothロゴとワードマークとは?フリー素材?気になる表示義務は?

Bluetoothの代表的な商標として『ロゴ』と『ワードマーク』が存在します。ちなみにロゴは通称であり、正式名称はBluetooth フィギュアマークと呼びます。

そして、ロゴとワードマークを組み合わせたものをBluetooth コンビネーションマークと呼びます。

これらの種類のBluetooth商標はBluetooth SIGが所有しています。このため、Bluetooth商標を使用するには、

『Bluetooth SIGのメンバー』でなければなりません。

SIGメンバー企業であればルールを守った上で誰でも自由に利用することが可能です。しかも、SIGメンバーへの登録は年会費無料のメンバーシップレベルも用意されているため、無料で利用することが可能です。

なお、SIGメンバー企業の製品およびサービスに対してのみBluetooth商標および著作権の使用が許可されています。

気になる表示義務について

自社製品を販売する際はBluetooth認証が必要です。但し、表示義務はありません。自社製品のBluetooth認証取得は必要ですが、その上でロゴを使用するしないはメーカーの自由です。

Bluetoothブランドガイドとは?

『Bluetoothブランドガイド』とは、一言でいえばBluetooth商標を利用する上でのブランドガイドラインを指します。そこには印刷パッケージの色の内訳やロゴの使用方法など、Bluetooth商標を利用する上での全てのルールがまとめられており、SIGメンバーはそれを守る義務があります。

【参考】

Bluetooth SIGのメンバー登録に関する情報はコチラでの記事でもご紹介しています。

SIGメンバーになり、Bluetooth商標を利用したい場合はBluetooth SIGのページからダウンロードが可能です。

日本語のBluetoothブランドガイドとロゴファイル

一番目立つ『青色のテキストバナー』からダウンロードできるzipファイルには英語版の最新のブランドガイドとデジタルおよび印刷準備が可能なファイル形式(デジタル用はPNG、印刷用はEPS)のロゴが格納されています。

日本語版はそのすぐ下、赤枠で囲んだ箇所にある『日本語』をクリックしてご利用ください。

ロゴの使用方法と注意点

それぞれのマークごとに使用方法が規定されている、かつ、都度ブランドガイドには改訂が発生します。そのため今回は『Bluetoothワードマーク』を一例として記載しますが、ワードマークを例にとっても様々な要件があることがわかります。

  • 名詞として使用しない
  • 「B」は常に大文字で表記する
  • Websiteのドメイン名に『Bluetooth』というワードマークの使用は不可
    • 但し、URLの『/』以降に組み込まれたワードマークは例外
  • 初出箇所と最も目立つ箇所では上付き文字で登録商標マーク「®」を使用する
  • 文章内での初出し箇所では目立つように工夫する(例:下線、太字、斜体にするなど)
  • 英語で使用する。ただし承認済み4言語(以下、記載)いずれかに翻訳する場合を除く
    • 繁体中国語 藍牙
    • 簡体中国語 蓝牙
    • 日本語 ブルートゥース
    • 韓国語 블루투스

ロゴの表示場所と注意事項

他にもブランドガイドには、表示場所として以下の資産に使用できると記載されています。

  • 広告
  • コンピュータプログラム
  • ダイレクトメール
  • 展示会ブース
  • ポスター
  • パッケージ
  • 店頭資料
  • 報道資料
  • 正式認定・登録済みのBluetooth対応製品
  • 製品・販促資料
  • ラジオ・テレビコマーシャル
  • 視覚的素材
  • ウェブサイト

そして、使用方法で注意する大きなポイントとしては『商標のライセンシーの社名を常に明らかにする必要がある』ことです。したがって、

Bluetoothロゴは常にライセンシーの社名ロゴやマークの後に配置しなければいけません。

昨年弊社も展示会に出展した際に、このブランドガイドの使用方法を参考に(注意して)ブースデザインを制作しました。あくまでも『自社ブランドがメインにあって、Bluetoothロゴと分かるような体裁で使用する』ことが必要になります。また、先述の通りブランドガイドには常に改訂が発生するため、最終的にはご自身で最新版を参照していただくことをおススメします。

まとめ

本日現在、何十億ものデバイスに搭載されたBluetoothブランドは、世界で最大92%の認知度があるといいます。Bluetoothを活用したブランディングを検討されている方は、本記事中の方法でブランドガイドを参照しながらBluetoothロゴを活用して頂き、自社のブランド化を推進して頂ければ幸いです。

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この記事を書いた人
AGC、ユニクロ、freeeを経てデバイスと無線通信をひとつにするつなぎ役として、どんなメーカーでも無線化を実現できる世界をつくりたいという想いで株式会社ムセンコネクトを創業。筑波大学大学院修了、Bluetooth SIG公認 Bluetooth®認証コンサルタント。
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