【2021年最新版】Bluetoothバージョンの非推奨&廃止スケジュール

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こんにちは、ムセンコネクトCEOの水野です。(プロフィール紹介はこちら

本テーマは動画解説をメインとしておりますが、テキストでの解説もご用意しております。
視聴が難しい方は本ページをスクロールしてご覧ください。

最近Bluetooth Core Specification(以下、バージョンと記す)には大きなルール変更がありました。また、SIGのWEBサイトでも各バージョン毎に非推奨&廃止スケジュールが明記されていることを確認しました。そこで今回は、2021年10月現在の最新情報を整理して、Bluetoothバージョンの非推奨&廃止スケジュールについて解説します。

目次

なぜ非推奨&廃止が存在するのか?

前回のおさらい)Bluetoothバージョンは進化を繰り返している

まずはBluetoothバージョンについて解説した以前の記事のおさらいです。

2000年代初めにv1.1が登場し、常にバージョンアップを繰り返した結果、約20年後の現在はv5.3まで策定(採用とも呼ばれる)されています。

バージョン毎に実現できる機能や特徴がそれぞれ異なります。また、相互運用性促進と品質向上の観点から、古くなったバージョンには期限が設定されます。その設定された期限が『非推奨&廃止』であり、Bluetooth SIGが用意した最新バージョンに準拠するための仕組みです。

そして2021年7月27日、Bluetooth SIG取締役会では『Bluetoothバージョンの非推奨&廃止に関するプロセスの指針となる一般原則』が承認されました。要するに、バージョンに関する新たなルールが定められました。次のパートではこの『非推奨&廃止の一般原則(ルール)』について解説します。

非推奨&廃止の一般原則とは?

非推奨(Deprecation)

非推奨に関して新たに承認されたことは2点あります。

  • バージョンの非推奨日は、採用された日から最低10年後
  • 非推奨予定日の36ヵ月前に、Bluetooth SIG取締役会が非推奨予定日を検討し、決定

仮に、2021年10月に採用されたバージョンだった場合、非推奨日は最短で2031年10月以降となります。

廃止(Withdrawal)

廃止に関して新たに承認されたことは1点あります。

  • バージョンの廃止日は、非推奨日から最低5年後

仮に、2021年10月に採用されたバージョンで、かつ、非推奨日が2031年10月だった場合、廃止日は最短で2036年10月以降となります。

【2021年最新版】Bluetoothバージョンの非推奨&廃止スケジュール

以下に示すのがBluetoothバージョンの非推奨&廃止に関する2021年10月現在の最新スケジュールです。

非推奨は黄色、廃止については赤色で表現しています。今回お伝えしたいポイントは大きく3点です。

POINT①v4.0、v4.1は赤信号バージョン

v4.0とv4.1は既に非推奨バージョンであり、v4.0は2022年2月1日以降、v4.1は2023年2月1日以降に廃止日を迎える予定になっています。現時点での採用は出来るだけ避けた方がよいバージョンと言えます。

POINT②v4.2以降は非推奨&廃止の一般原則が適用

v4.2以降は採用されてから約10年後に非推奨、その5年後に廃止日を迎えるというスケジュールになっています。つまり、今回新たに承認された『非推奨&廃止の一般原則』が適用されるバージョンとなります。

POINT③非推奨&廃止の一般原則によりバージョン期間が長期化

実際にこれまでのバージョンを照らし合わせてみてみると、v4.0は採用から非推奨まで9年、そこから3年で廃止予定を迎えています。また、v4.1は採用から非推奨まで5年、そこから廃止予定は4年で迎えるスケジュールが組まれています。

つまり、今回示された非推奨&廃止の一般原則が適用されたことにより、v4.1以前と比べるとv4.2以降のバージョンは使用期間が長くなったことがわかります。

バージョンに関するポイント

Bluetoothモジュール、または、Bluetooth機器の選定時にはバージョンを確認しましょう。特に、選定するバージョンの非推奨&廃止予定日に着目しましょう。廃止日を過ぎたバージョンは新規にListingができなくなる(Bluetooth認証が取得できなくなる)ので注意が必要です。

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