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【動画&テキスト】【実話紹介】Bluetooth SIGから本当に督促がある

こんにちは、ムセンコネクトCEOの水野です。(プロフィール紹介はこちら

※本テーマは動画視聴が難しい方向けにテキストでの解説もご用意しております。本ページをスクロールしてご覧ください。

先日、Bluetooth SIGからの督促に関するサポート依頼がありました。そこで今回の動画は実際にSIGから督促があった実話を紹介し、督促を受けた当事者の立場や状況に応じたBluetooth認証への対応方法について解説しています。

【実話紹介】Bluetooth SIGから本当に督促がある

2021年3月、あるIoTデバイスメーカー様からBluetooth認証に関するご相談がありました。お話を伺っていくと、Bluetooth SIGから自社の未登録製品に対して、EPL登録の督促を受けていることがわかりました。

督促を受けたのはIPOも目指すグローバル展開IoT企業

Bluetooth SIGから督促を受けたのはIPOも視野に入れたIoT企業でした。

  • 約5年ほど前からウェアラブルIoTデバイスソリューションを提供
  • 将来的なIPOも視野に入れ、資金調達も継続的に実施
  • グローバルなビジネスを展開中

弊社へサポート依頼があったのは2021年4月5日のことでした。状況を確認したところ、3日後の4月8日までにSIGへ是正措置計画(アクションプラン)を提示し、合意が得られなければ、次のフェーズ(制裁金発生)に移行してしまうことが判明しました。実際に起こった一連の流れを理解しやすくするため、本件を時系列でご説明します。

SIGからの督促

2021年2月末:初期通知

後から判明したことですが、2月末にはSIG側からの最初の通知がありました。しかしながら、SIGに登録していたメールアドレスは当時担当していた退職者のメールアドレスだったため、現担当者含め、社内の誰ひとりその異変に気付くことが出来ませんでした。

2021年3月末:画面通知

その一か月後、SIGのメンバー向けサイトに現担当者がログインした際、以下のような督促に関する画面通知がありました。そこで初めて異変に気付いた担当者はすぐに事実確認のためにSIG側に問合せをしました。

2021年4月2日:SIGの返答

SIGからの返答は、既に販売中のEPL未登録製品はBluetooth認証の取得(是正措置)が必要であり、早期解決を要求するものでした。具体的には、4月8日までに是正措置計画をSIG側に提示し、合意を得る必要があると分かりました。

2021年4月5日:ムセンコネクトに相談

ムセンコネクトにお問合せを頂き、これまでの経緯を含め事実確認をしました。この時ムセンコネクトが意識したのは、現状を正しく理解し、リスクマネジメントを優先することでした。

2021年4月8日:対応期限

是正措置計画をSIG側に提示し、もし合意に至らない場合は次のフェーズ(制裁金発生)に進んでしまいます。また、もし是正措置計画が承認された場合でも、承認日から90日以内に計画を完了する必要があります。

お客様別Bluetooth認証の正しい理解

弊社の無線化講座ではBluetooth認証に関する情報をお届けしていますが、これまでの情報をお客様別に整理して理解を深めていただきたいと思います。ご自身に該当する部分やご興味がある記事がございましたら是非ご参考にしてください。

【全メーカー共通】Bluetooth認証の重要性・必要性、海外製造時の注意点

【製造メーカー様向け】設計から製造までを担えるからこそ理解しておきたい点

【輸入販売メーカー様向け】Bluetooth機器を選定する上での注意点

【仲介メーカー様向け】商流の『間』に存在するからこそ理解しておきたい点

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この記事を書いた人
筑波大学大学院修了。AGC、ユニクロ、freeeを経て、デバイスと無線通信をひとつにするつなぎ役としてどんなメーカーでも無線化を実現できる世界をつくりたいという想いで株式会社ムセンコネクトを創業。Bluetooth SIG公認 Bluetooth®認証コンサルタント。株式会社イーアールアイの取締役を兼任。
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